海の幸・山の幸に恵まれる下北半島には、民宿や小規模旅館など魅力的な旅の宿が数多くあります。春から夏にかけてのウニのシーズン、ウニはもちろんおいしい食事をリーズナブルに楽しむことができます。
![佐井村のウニ](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/7a18fd65dfd458ebacaaf6930b9404f1-1024x768.jpg)
ウニといえばまずは前回紹介した佐井村。下北半島の中でも料理のおいしい民宿として旅人に人気の高い「民宿みやの」です。
![民宿みやの](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/e99e38670107c9d46e846d1904ed248a-1024x768.jpg)
昭和55年5月5日に創業で、津軽海峡に沈む夕陽を望む高台にあります。佐井産の新鮮な刺身盛りをはじめ、旬の食材や地元食材にバリエーション豊富な手作り料理が満載。
![ウニをつまみに地酒で乾杯](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/859a21b776856eacb8f4194eff4086c5-1024x768.jpg)
ウニのシーズンには佐井村自慢の生ウニがお目見え。日本酒も豊富に用意されており、ウニをつまみに地酒で乾杯。女将さんをはじめ、おもてなしも評判のお宿です。
■民宿みやの
- 青森県下北郡佐井村佐井糠森33-4
- 0175-38-2631
- 1泊2食6000円から
※料理内容により料金が異なります。詳しくは予約時にお問い合わせください。
![大間マグロ](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/9a2cdec4dee229f5c005680b53b4cdd9-1024x768.jpg)
続いては大間マグロで有名な大間町。いわずと知れた天然マグロが有名ですが、津軽海峡の豊かな海の幸のラインナップには大間産のウニも並びます。大間のウニを求めてシーズンに訪れるお客さんも少なくないのだとか。
![海峡荘](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/d014361e75a3affb12de406d9d174e9c-1024x768.jpg)
ランチのマグロ丼も評判の「海峡荘」は生マグロにこだわり、大間産の生マグロを食べるのであれば、9~10月が特におすすめだそうです。1~8月は津軽海峡には本マグロはいないので、近海物の生マグロを提供されるとのこと。
![生ウニ](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/IMG_20190703_185201-1024x768.jpg)
漁師の宿であり、マグロを含む新鮮な刺身とともに、春から夏の時期には生ウニがいただけます。贅沢さを感じる料理には、大間の海の恵みがたっぷりです。
■民宿海峡荘
- 青森県下北郡大間町大間平17-734
- 0175-37-3691
- 1泊2食8800円
※ランチの営業は4月中旬~10月まで
![薬研荘](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/b003b5af01f31513eb4071d43b2dcfc0-1024x768.jpg)
湯治客も訪れるという山間の温泉風情の薬研温泉「薬研荘」。温泉の泉質も評判で、「かもしか女将」と呼ばれる明るく快活な女将さんが、自らが取ってくる季節の山菜やキノコを活かした料理は多くのお客さんの舌を喜ばせています。
![ウニたっぷりプラン](https://www.gastronomy.town/wp-content/uploads/2020/07/4a873cddce03ac3568f32eac961cc9a4-1024x768.jpg)
またシーズンには特大生ウニ(幻の赤ウニ)、ムラサキウニ、バフンウニの三種が提供されるウニたっぷりプランが人気。薬研温泉は山の中というイメージですが、実は大畑漁港まで車で30分ほど。ウニは女将さん自ら漁港まで買いに出るとのこと。季節ごとの味覚が楽しめる温泉宿です。
■薬研温泉 薬研荘
- 青森県むつ市大畑町薬研14
- 0175-34-2779
- 1名(1室利用) 9,300円、2・3名 8,600円、4名以上 8,400円
※ウニたっぷりプランは10800円~ 2020年度は終了しています。 コロナ禍の影響で、関東などからはまだおすすめはできませんが、近場で行ける方はぜひ足を運んでみてください。