豊かな津軽海峡の恵み 下北ウニ街道(1)~佐井村食堂編~

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春から夏にかけて、ウニ好きにはたまらないシーズンです。国内の主な食用のウニは寒流系のキタムラサキウニとエゾバフンウニ、暖流系のムラサキウニ、バフンウニ、アカウニが知られています。キタムラサキウニとエゾバフンウニは、国産であれば圧倒的に北海道産が多く、キタムラサキウニは三陸海岸産も多く流通しています。

ウニといえば北海道というイメージがありますが、実は青森県産ウニもその美味しさに多くのファンがいます。三陸産はもちろん、津軽海峡に面する北部は下北半島・津軽半島共に種類豊富な昆布をはじめとする海藻が数多く生息し、ウニの良質なえさ場となっています。

名勝 仏が浦
名勝 仏が浦

津軽海峡では暖流の対馬海流が津軽海流となり、寒流の千島海流(親潮)が交じり合う下北半島北部に位置する、佐井~大間~風間浦~大畑~尻屋崎に至る地域は「ウニ街道」といっていいほど、ウニの名産地が並んでいます。時期的には3月から8月くらいまで。産地によりやや食べられる時期が違うので、訪れる際は事前に確認することをお勧めします。

下北半島の北西に位置し、名勝仏ヶ浦で有名な佐井村は、餌となる海藻も豊かで、青森県内でもウニの名産地として知られています。こちらにはウニ丼で有名なお店が二軒あり、普段のシーズンでは行列ができるほどです。

「ぬいどう食堂」はウニのデカ盛りで知られる観光客にも人気のお店です。朝採れたての漁協からのウニをたっぷり使い、ほんのりと塩味がします。醤油をつけずに食べることをお勧めされて頂くと、いい塩梅の塩味により、ウニ本来の甘さでごはんが食べられます。

醤油をつけて食べても美味しいのですが、ご飯にはそのままのほうが合います。このキタムラサキウニつまみにお酒が飲みたいと感じます。

■ぬいどう食堂

  • 青森県下北郡佐井村大字長後字福浦川目15-1
  • 0175-38-5865
  • うに丼 1,600円

※休業日・営業時間についてはコロナ関係で不定期となっています。訪問の際には事前にお問い合わせください。

「ぬいどう食堂」の向かいにある「仏ヶ浦ドライブイン」は地元でも人気を二分するお店。こちらのウニ丼は刻み海苔が軽くご飯にかかっており、醤油をつけていただきます。

ある意味でイメージ通りのウニ丼っぽく、こちらの方が好みという人もいるようです。

■仏ヶ浦ドライブイン

  • 青森県下北郡佐井村長後福85
  • 0175-38-5825
  • うに丼 2,000円

※休業日・営業時間についてはコロナ関係で不定期となっています。訪問の際には事前にお問い合わせください。

素材のウニは変わらないと思うのですが、下ごしらえが違うのでしょうか。ともにかなりボリュームがありますが、食べ比べにチャレンジできる方は是非お試しを。

コロナ禍で不定期営業となっているようで、関東などからはまだおすすめはできませんが、近場で行ける方はぜひ足を運んでみてください。

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