HOME > 食材・料理 > 食材 > 食材 首都圏で夏の岩牡蠣を堪能 千葉・飯岡の「磯ガキ」 首都圏では、牡蠣といえば冬の味だ。牡蠣養殖で知られる宮城県や広島県も、旬は冬。鍋の具として重宝されるのも、旬が冬だからだ。これは「真牡蠣」という牡蠣で、沿岸部でも育つことから養殖に適しており、それが故に大量生産されて、市中に多く出回るようになった。 ひとくちニッポン食文化論52 Q 「ところてん」を漢字で書くと? ひとくちニッポン食文化論51 Q 「もち」と「団子」、違いはどこ? ひとくちニッポン食文化論50 Q 「まくわ瓜」の「まくわ」ってどんな意味? ひとくちニッポン食文化論49 Q トヤマエビ(富山蝦)って、どんなエビ? ひとくちニッポン食文化論47 Q 「蛸」と書いてなんと読む? ひとくちニッポン食文化論46 Q お釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」で用いられる「甘茶」の材料は何? 田辺のなんば焼・ごぼう巻 南紀の魚料理③ 魚の豊富な土地には食べきれなかった魚を保存して食べる文化が根付く。前回紹介した「なれ寿司」の他にも、佃煮やかまぼこなど、加工して魚を日持ちさせて食べる手法がある。紀南を代表する、和歌山県内では和歌山市に次ぐ人口を誇る田辺市の名物が、魚のすり身を使ったなんば焼とごぼう巻だ。 ひとくちニッポン食文化論45 Q 山形県米沢市にある「食べる生垣」って何の木? ひとくちニッポン食文化論43 Q トマトは昔、「赤ナス」と呼ばれていました。では「甘藍(かんらん)」と呼ばれていた野菜は何? 群馬はこんにゃく県 レバ刺しも再現 煮物や田楽など日本全国で幅広く食べられているこんにゃく。生産も列島各地で行われていると思いがちだが、実は国内生産量の9割以上が群馬県で生産されている。県内でも山がちな北部が生産の中心になる。しかし江戸時代には、水戸藩が久慈郡を中心にこんにゃく栽培を奨励、藩の専売品とし江戸に蒟蒻会所を設けて販売していた。 さっくりねっとり極上スイーツ 茨城の干し芋 焼きイモ、ふかしイモ…冬は甘いサツマイモの旬だ。サツマイモというと火山灰地の鹿児島県を思い浮かべるだろう。もちろん、県別生産量では全国トップを誇る。ただし、高い気温の関係で日本酒の醸造に適さない鹿児島では、焼酎の原料としての需要も多い。食用のサツマイモでは、鹿児島に次ぐ生産量を誇る茨城県産のサツマイモも見逃せない。 « Prev 1 … 8 9 10 11 Next »