HOME > sin1azma sin1azmaの記事 2021/8/23 「バー弁」と「チャー弁」 房総名物肉弁当 海に囲まれた房総半島。なめろうやくじらのたれなど、海の恵みを生かした郷土料理で知られる。その一方で、日常の食事では、意外に肉を好んで食べたりもする。以前紹介したチャーシュー山盛りの竹岡式ラーメンはその好例だ。竹岡が位置する富津市の南、東京湾を囲む内房にも、地元民に愛される肉たっぷりのご当地グルメがある。「バー弁」と「チャー弁」だ。 天然アサリ復活 船橋の漁業 京都の朝廷へ食材を献上した地域は「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、伊勢志摩や淡路島、若狭小浜など現在も食べ物のおいしい地域として知られている。一方で、同様に各地でお殿様に食材を献上した地域は「御菜浦(おさいのうら)」と呼ばれ、千葉県の船橋も、江戸時代に徳川幕府に食材を献上する「御菜浦」のひとつだった。 2021/8/17 暑さを氷で吹っ飛ばせ 長瀞の天然氷と熊谷の雪くま 埼玉県は、関東圏はもちろん、国内でも有数の「暑い県」だ。2018年7月23日に、県北部の熊谷で、静岡県浜松市と並ぶ日本観測史上最高の気温41.1度を記録している。そんな夏の埼玉の名物がかき氷だ。特に夏の秩父・長瀞では、涼を求める多くの埼玉県民たちが、急流を水しぶきを上げて走り抜ける川下りを楽しみ、天然氷のかき氷に舌鼓を打つ。 2021/8/10 パスタ風やきそば 新潟のイタリアン 「イタリアン食べに行かない?」そう誘われたら、カルパッチョやアクアパッツア、パスタ料理などを思い浮かべるのが普通だろう。そして、パスタやスパゲッティという言葉に比べ、そこには「高級感」が漂うのではないだろうか。ジャケットな何着ていこう、靴磨かなきゃ、なんておしゃれな人は思うかもしれない。しかし、新潟県はちょっと違う。「イタリアン食べに行かない?」と誘われた先に待っているのは、なんとやきそばだ。 2021/8/10 煮込みもどんぶりも 熊本の馬肉料理 熊本の名物料理で真っ先に思い浮かぶものの一つが馬刺しだろう。馬肉の県別生産量でも、2位の福島県をダブルスコアで引き離すほど、馬肉といえば熊本県だ。諸説あるが、そのルーツは、豊臣秀吉の朝鮮出兵にあるという。 2021/8/10 獲れたてをその場で瓶詰め 三陸の牛乳瓶うに 梅雨が明ければ、いよいよ夏。水温がぬるむ夏、三陸はウニの旬を迎える。テレビドラマ「あまちゃん」で全国に知られるようになった、岩手県久慈市、小袖海岸の海女。水温の低い北の海では、夏が海女漁のシーズンとなる。 2021/7/20 白い麺であっさりヘルシー 水俣チャンポン 八代海に面した熊本県水俣市は、沿岸部は漁業、山間部は林業が盛んな町だ。明治以降は化学工業・チッソの企業城下町としても栄えた。海に直結した露天風呂で知られる湯の児温泉と、山間にありレトロな湯治宿の雰囲気が魅力の湯の鶴温泉と、中心市街地至近に2つの温泉場も有する。そんな水俣のご当地グルメが、水俣チャンポンだ。 2021/7/14 あっさりヘルシーな汁入り春雨 熊本のタイピーエン 熊本の麺料理というと、とんこつスープにニンニク油を浮かべた熊本ラーメンをまず思い浮かべるだろう。しかし、同系のラーメンは久留米をルーツに広く九州に広がるラーメンの1スタイルともいえるだろう。その意味で、より熊本らしい麺料理といえるのが、太平燕(タイピーエン)だ。 2022/5/6 首都圏で夏の岩牡蠣を堪能 千葉・飯岡の「磯ガキ」 首都圏では、牡蠣といえば冬の味だ。牡蠣養殖で知られる宮城県や広島県も、旬は冬。鍋の具として重宝されるのも、旬が冬だからだ。これは「真牡蠣」という牡蠣で、沿岸部でも育つことから養殖に適しており、それが故に大量生産されて、市中に多く出回るようになった。 2021/7/14 ひとくちニッポン食文化論53 Q 埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木。この中でローカルソースメーカーが一番多いのはどこ? 2021/6/16 東京湾の穴子をダブルで味わう 富津はかりめ丼 梅雨が明ければ夏。夏の食べ物といえば、スタミナ源として知られるウナギが有名だが、一方でウナギの脂が苦手という人もいるだろう。こってりは苦手という人だけでなく、ウナギ好きにも、この時期おいしくと食べられるのが穴子だ。穴子は6~8月が旬といわれている。 2021/7/14 ひとくちニッポン食文化論52 Q 「ところてん」を漢字で書くと? 2021/6/9 « Prev 1 … 17 18 19 20 21 … 33 Next »