知れば知るほど面白い日本の食文化にまつわる豆知識。
あなたはご存じでしたか?
食文化クイズ52
【語源】
Q 「ところてん」を漢字で書くと?
A 「心太」です。
ところてんはテングサを煮溶かして型に入れたもので、奈良時代から日本人が親しんできた食べ物です。古くは「こるもは」といい、漢字では「凝海藻」。つまり煮ると「凝(こご)る海藻」です。
また同じ意味で「こごろも」とも呼ばれ、「こころも」が「こころぶと」と訛り「心太」の文字が当てられました。さらに訛って「こころてい」さらに訛って「こころてん」、さらに訛って「ところてん」。訛りに訛りを重ねて今日に至っています。