ひとくちニッポン食文化論34

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知れば知るほど面白い日本の食文化にまつわる豆知識。

あなたはご存じでしたか?

食文化クイズ㉞

【名前の由来】

Q お菓子のようかんは羊と関係ないのに羊羹と書くのはなぜ?

A もともとは羊の肉を用いた中国伝来の料理だったから。

小泉武夫著「食と日本人の知恵」は「中国で古くからつくられていた羊の羹(あつもの)のことで、遣唐使によって日本に入り、宮廷や上流社会の料理に登場したものを指す。雉羹(ちかん)、魚羹、羊羹、猪羹(ちょかん)、海老羹など鳥獣魚介の肉を蒸したものを汁に浮かせた料理」と書いています。つまり、もともとは羊の肉を用いた中国伝来の料理のことでした。

しかし日本は肉食禁忌の国であったため、羊の肉に色が似た小豆にかえ、次第にお菓子として発展します。蒸し羊羹、流し羊羹、水羊羹など季節を問わないお茶の友として日本人の生活になじんでいます。夏のイメージが強い水羊羹を冬でも食べる地域の代表格が福井県です。

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