古くから漁師町として栄えてきた千葉県勝浦市では日本三大朝市の一つ、勝浦朝市が開催されています。毎月1日~15日は下本町朝市通りで、毎月16日~月末は仲本町朝市通りで開催と、月の前半と後半では開催場所が変わります。本日は平日の朝市終わり間際、店も片づけを始めてました。今回は千葉県勝浦市から、「朝市飲み」をご紹介します。
千葉県勝浦市
今回訪れた「御食事処いしい」は下本町通に位置する食堂で、ご当地グルメの勝浦タンタンメンの名店として知られています。
観光客や取材、有名人の来店も多い人気の食堂で、勝浦タンタンメンを目指してくるお客さんも多いようですが、地元の方は、お刺身や魚介類の定食を普段使いで食べているそうです。
勝浦タンタンメンの〆を楽しみにしつつ、まずは漁師町ならではの新鮮な刺身を中心としたおつまみで乾杯です。
カツオのたたきは生の日戻りのカツオを使った土佐作り。タマネギ、ニンニクスライス、生姜ネギなどを薬味にポン酢醤油でいただきます。当然ながら鮮度が抜群によく、もっちりした歯ごたえ。このカツオはお寿司屋さん、料理屋さんも食べに来られる逸品です。
イカ刺しは細めに切ってあり、しっかり歯ごたえがありながら甘味があります。今の時期はスルメイカで季節によってイカの種類は変わります。
海鮮以外でもおつまみ色々。豚もつ煮込みは味噌味の定番です。
餃子も人気だそうで、下味はほんのりついている感じですが、餡に甘みがあり最近流行りのお酢と胡椒という組み合わせでいただきました。
キッチン前にはチャーシューのブロック。
見るからにうまそうなお肉の塊。
おつまみでお願いしたチャーシューはそのボリュームにびっくり。醤油だれでしっかり味付けされており、肉の味もしっかりしています。このチャーシューの煮汁は醤油ベースのノーマルの勝浦タンタンメンのたれに使われているそうです。