本格派の麻婆豆腐に、締めの「富士宮やきそば」
ちょっと驚いたのが「マーボー豆腐」。黒大豆の発酵調味料である豆鼓(とうち)、別名四川山椒とも言われる花椒(ホアジャオ)といった中華食材を使った、本格派の四川風麻婆豆腐です。辛さと痺れのパンチが効いていて、食べていると汗が噴き出してきますが、箸が止まらない辛旨な逸品です。

富士宮での締めはやはり富士宮やきそばです。こちらの富士宮やきそばはフライパンで仕上げるタイプですが、コシがしっかりしているのはもちろんですが、味はあっさり目に仕上げてあります。富士宮流のだし粉というイワシの削り粉をかけ、お好みで自分でソースを足して食べてもいいそうです。

東京での修業後、昭和48年(1973年)に創業。地元ではよく知られた中華の老舗ですが、路地裏の名店ともいうべきお店。こちらに飲みに来る方には、ご主人がその日選んだ隠しメニュー的なおつまみが用意されていることもあるそうです。近くにあったら常連になりたい、そんなお店です。
少し遠出して、富士の雄大さと浅間大社に心洗われる世界遺産飲み、ただただ雄大さに感激しながら美味しいビールと一緒にいただければおいしさは、格段にアップ。
穴場の中華食堂でビールを一杯。
こんなビールの楽しみ方もありますね。
ふくじん
住所: 静岡県富士宮市東町14-3 電話番号: 0544-27-7162 営業時間: 11:00~14:00、16:30~22:00 定休日: 月曜