蕎麦屋飲みのススメ:創作料理と蕎麦の名店「銀杏」

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そば屋飲みの締めは、季節の「変わりそば」とビール

さて、こちらには多くの種類のおそばがあるのですが、「銀涼(ぎんりょう)そば」という人気の冷たいおそばがあります。もともと夏の限定メニューだったそうですが、お客さんのリクエストで現在は通年提供されているそうです。小ネギ、ミョウガ、白ネギ、鰹節のたっぷりの薬味と、揚げ餅の食感も楽しめます。そばつゆは関東風の濃いそばつゆではなく、白醤油を使った琥珀色のつゆでいただきます。

銀涼(ぎんりょう)そば 1500円
銀涼(ぎんりょう)そば 1,500円

そば屋飲みの締めは、このお店の看板ともいえる季節の「変わりそば」。季節ごとに種物やつゆの個性的な創作そばもありますが、やはりそば切りに様々な素材を練り込んだメニューが魅力です。桜色の桜切り、薄緑のよもぎ切り、黄色のゆず切りなどのほか、青ゆず、レモン、大葉、紫蘇(しそ)などがあるようです。

この時期は更科そばに芥子(けし)の実を練り込んだ芥子切りです。独特の香りはほのかですが、個性的。濃い目のそばつゆと合わせていただきます。

芥子切り 1,100円
芥子切り 1,100円

そば湯はかなり濃厚で贅沢。ちょっと幸せを感じます。

女性のお客様の割合が多めですが、年配のそば好きの方から若いカップルまで、かなり幅広く来られるようです。少しわかりにくい場所にありながら、多くの人に愛されているお店ですが、万人受けするより「3割バッター」を目指したいとのこと。個性的なメニューでありながら、3割どころではない支持を受ける数々のそばと料理は、とても1回では味わいきれません。是非また訪れたいお店です。

一つ一つの料理が非常に手の込んだものであり、それに伴う心遣いが心地いい名店でのそば屋飲み。美味しいビールと一緒にいただけば、さらに素敵な時間を過ごすこと事ができます。

美味いそばとともにビールを一杯。

こんなビールの味わい方もありますね。

手打ち蕎麦 銀杏 (ぎんなん)

住所:
 東京都江東区大島2-15-3
電話番号:
 03-3681-9962
営業日:
 水〜金11:30~14:00(LO)、18:00~21:00(LO)
 土日祝11:30~14:30(LO)、18:00~21:00(LO)
定休日:
 月・火定休

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