ひとくちニッポン食文化論42

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知れば知るほど面白い日本の食文化にまつわる豆知識。

あなたはご存じでしたか?

食文化クイズ㊷

【呼び名の違い】

Q 長命寺、道明寺に共通するものは?

A 桜餅です。

江戸中期の1717年、向島の長命寺門前で門番だった山本新六が塩漬けした桜の葉で餅を包んで売り出すと、瞬く間に評判になり、四季を通じて向島の名物になりました。いまでも桜餅のことを「長命寺」と呼ぶのはこのためです。

道明寺はいまの大阪府藤井寺にある道明寺という寺で考案された米粉です。うるち米を蒸して乾燥させ、細かく砕いたものです。この道明寺粉を蒸してあんを包んだ桜餅を、単に「道明寺」と呼んでいます。

どちらも全国に存在しますが、長命寺の場合はあんを包む皮に小麦を平たく伸ばしたものを用いるので、道明寺とは見た目が違います。

長命寺を関東風、道明寺を関西風と呼び分けることが多いようです。

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