地域

2021/9/1

料理の主役になる油揚げ 栃尾のあぶらげ

薄く切った豆腐を油で揚げた油揚げ。煮物の具として、あるいは味を含ませて袋状にし、そこにご飯を詰めていなり寿司にするなど、日本じゅうで食べられている食材だ。一方で、全国各地に、一風変わった独自のご当地油揚げがある。

2021/9/17

「引き算」で完成するスープ 新潟濃厚味噌ラーメン

しょうゆラーメンや塩ラーメンに比べ、味噌ラーメンというと多くの人が札幌ラーメンとダブらせてイメージしてしまうのではないだろうか。首都圏でも、味噌ラーメンを看板メニューにする店の多くが、札幌や北海道をイメージさせる屋号を掲げている。ところが、新潟には札幌のイメージとはちょっと違った味噌ラーメンが存在する。新潟濃厚味噌ラーメンだ。

2021/9/1

老舗酒場で夏のむきそばを 庄内の味(下)

田の味を愉しむなら「久村の酒場」が最適だ。酒田の中心街の一角、交差点の角にその店はある。酒屋に隣接した、いかにも風情のある居酒屋だ。

2021/9/1

だだちゃ豆のみそ汁は「特権の味」 庄内の味(上)

ビールに枝豆と言えば、夏を代表する味だが、そんな枝豆の中でも特においしいといわれているのが山形のだだちゃ豆だ。だだちゃ豆は山形県庄内地方に位置する鶴岡市の一部地域で江戸時代から作り続けられている枝豆の品種。山形大学の研究によれば、アミノ酸類が、一般的な枝豆に比べ1.5~3倍含まれ、甘みやうまみ、香りが優れているという。

2021/8/27

山形ならではのスープ涼麺 冷たいラーメン

海にも山にも富む日本列島。その気候はバリエーション豊かだ。気温も、北に行くほど涼しいというわけではない。北海道でも夏には40度近い気温を記録することもあるし、特に盆地は厳しい暑さになる。庄内以外の村山・最上・置賜の各地域が内陸に位置する山形県は、夏の厳しい暑さで知られる。その暑さは、山形名物「冷やしシャンプー」を生み出したほど。そんな暑い夏の山形を代表する味の一つが冷たいラーメンだ。

2021/8/27

冷たい麺を具だくさんの熱々スープで 埼玉のつけ汁うどん

西日本の人はうどん好き、東日本の人はそば好きとよく言われる。確かに、香川県や大阪府ではうどんが好まれ、一方で、長野県や山形県はそばどころとして知られる。しかし、「駅そば」の暖簾や幟が「そばうどん」順で表記されることがあたりまえの首都圏にあって、うどんの優先順位が高い地域がある。隣接する東京都多摩地区や群馬県を含む埼玉県北西部だ。

2021/8/23

「バー弁」と「チャー弁」 房総名物肉弁当

海に囲まれた房総半島。なめろうやくじらのたれなど、海の恵みを生かした郷土料理で知られる。その一方で、日常の食事では、意外に肉を好んで食べたりもする。以前紹介したチャーシュー山盛りの竹岡式ラーメンはその好例だ。竹岡が位置する富津市の南、東京湾を囲む内房にも、地元民に愛される肉たっぷりのご当地グルメがある。「バー弁」と「チャー弁」だ。

2021/8/17

天然アサリ復活 船橋の漁業

京都の朝廷へ食材を献上した地域は「御食国(みけつくに)」と呼ばれ、伊勢志摩や淡路島、若狭小浜など現在も食べ物のおいしい地域として知られている。一方で、同様に各地でお殿様に食材を献上した地域は「御菜浦(おさいのうら)」と呼ばれ、千葉県の船橋も、江戸時代に徳川幕府に食材を献上する「御菜浦」のひとつだった。

2021/8/10

暑さを氷で吹っ飛ばせ 長瀞の天然氷と熊谷の雪くま

埼玉県は、関東圏はもちろん、国内でも有数の「暑い県」だ。2018年7月23日に、県北部の熊谷で、静岡県浜松市と並ぶ日本観測史上最高の気温41.1度を記録している。そんな夏の埼玉の名物がかき氷だ。特に夏の秩父・長瀞では、涼を求める多くの埼玉県民たちが、急流を水しぶきを上げて走り抜ける川下りを楽しみ、天然氷のかき氷に舌鼓を打つ。

2021/8/10

パスタ風やきそば 新潟のイタリアン

「イタリアン食べに行かない?」そう誘われたら、カルパッチョやアクアパッツア、パスタ料理などを思い浮かべるのが普通だろう。そして、パスタやスパゲッティという言葉に比べ、そこには「高級感」が漂うのではないだろうか。ジャケットな何着ていこう、靴磨かなきゃ、なんておしゃれな人は思うかもしれない。しかし、新潟県はちょっと違う。「イタリアン食べに行かない?」と誘われた先に待っているのは、なんとやきそばだ。

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