(写真:那須塩原のスープ入り焼きそばと焼きそば単品) ラーメンやうどんそばなどの汁麺は、主食である炭水化物と肉・野菜といったおかず、そしてスープを一皿に集約した料理といわれる。那須塩原で、スープ入りでないやきそばを頼むと、別途スープがついてきた。うな丼が、渡し船に乗るため、おかずのうなぎをご飯に乗せて店から持ち出したことから誕生した(「鰻雑学講座 知って食べるとよりおいしい?」参照)ように「やきそばとスープ、一緒にして」との注文があったのかもしれない。つゆやきそばやスープ入り焼きそば、つゆだくやきそばも、ラーメンに通じる食文化なのかもしれない。